12/6 J1第34節 (味の素スタジアム)

東京ヴェルディ 0−2 川崎フロンターレ


  「ヴェルディに始まり、ヴェルディに終わる」

長かったリーグ戦も今日で最後。2008シーズン最終戦の相手は、開幕戦以来の対戦となる東京ヴェルディ。

我々川崎フロンターレにとっては、優勝の懸かった大事な一戦。味の素スタジアム周辺は早朝から試合を待ち切れない青黒のサポーターでいっぱい。まるでホームのような雰囲気です!
  緊張してます

今日の試合では選手入場時に青黒パネルを使ったコレオグラフィーの演出がサポーターによって企画されました。なんとゴール裏中心部にフロンターレ史上初の「青いハート」を浮かび上がらせます!

コレオ総責任者のゴンタ氏、ちょっとビビってます。
  初披露

そんなゴンタ氏を尻目にTVの取材に応じるサポーター。

取材クルー
「いつもやってる応援コールをお願いします!
 はいっ、本番行きますっ!」

サポーター
「カモンレディゴー!カモンレディゴー!」

おいおい、そんな応援コールは知らないぞ(笑)
  今日はやるよ

大一番を前に気合いの入りまくるサポーター。
「今日はやってやろうじゃねーかよ!」
  「人事を尽くして天命を待つ」

味の素スタジアムのアウェイ側ゴール裏を青黒に埋め尽くしたフロンターレサポーター、試合前からそのテンションは最高潮!

こうなったら他会場の結果なんかどうでもいい。
目の前のこの試合にきっちり勝利して勝ち点3を確実にゲットしよう!そして、このメンバーで戦う最後の90分を心の底から楽しもう!
  青いハート

準備も終わり、最終チェック作業に余念の無いコレオ総責任者のゴンタ氏。ゴール裏最後列で緊張した面持ちのままその瞬間を待ちます。
「大丈夫だって!スペードになったりしないから!」

さぁ、選手入場。みんな、準備はいいかい?
ゴンタ氏プロデュース「青いハート」

「ゴンタ、お疲れ!よくやった!もう帰っていいぞ」(笑)
  2008シーズンを象徴する試合展開

シュートを打っても打っても入らない…。
そしてPK失敗…。
今シーズンを象徴するような今日の試合展開。

嫌な雰囲気が漂い始めた後半20分、そんな空気を払拭する待望のゴールがついに炸裂!
サポーター狂喜乱舞!
テンメイさん落下!
  2位!

試合は2−0でタイムアップ。
鹿島の勝利によって優勝は逃したものの、名古屋が引き分けたため、川崎の第2位が決定!
このランクアップはめちゃくちゃ大きい!

試合終了後、この試合を最後に川崎を去り行く選手たちへのコールがスタジアムに響き渡り、涙、涙、涙…。


2008シーズン全日程終了
まさにドラマチック!
いろいろなことが次々に起こった激動の2008シーズンも
終わってみればリーグ準優勝。
今思えば、あそこで勝ち点が拾えていれば…なんていう試合も
いくつかあったけど、これもサッカーですね。
選手、スタッフ、サポーターが1つになっている川崎フロンターレというクラブだからこそ
乗り越えられた1年だったのかもしれません。
川崎フロンターレにかかわる全ての皆さん、
1年間お疲れ様でした。


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